2008年から東京の代官山音楽院にて弦楽器の製作と修理を学ぶ。
卒業後に東京、弦楽器トリオの陳宇氏、三苫由紀子氏から修理、調整を学び、弦楽器工房Armoniaの江畑正一氏にBissolotti styleの製作を学ぶ。
国内大手の楽器店にて修理・調整担当として勤務。
オーストリアザルツブルグの「Muche-Elshek」工房にて弦楽器修理の仕事にたずさわり賛辞をいただく。プロアマ問わず多くの演奏者の楽器の修理・調整を行い、特にその音作りには定評がある。
2017年に群馬県藤岡市で「山猫バイオリン工房」をオープン。JAPAN MASTER VIOLIN MAKERS役員。2019年VIOLIN EXPO in SHIBUYA 、Music China 、2020年、2021年島村楽器弦楽器大展示会に出品。

弦楽器製作を始めるにあたって
小さい頃はピアノこそ短期間やっておりましたが、両親ともスポーツ側の人間ということもあり特にヴァイオリンとの かかわりもありませんでした。
大学時代にふと上野公園で歩いていたところ路上で弾かれていたヴァイオリンの音に一目ぼれをしたのがきっかけでした。ものづくりがすきだったこともありその世界にのめりこみました。

そのこともあり楽器を製作するにあたり、初めての方で曲が弾けなくても音を出していて楽しいこと。
また上級者、更にはプロを目指す方でも楽器の調整次第で一生使えるものになるよう考えてつくっています。
特に意識はしていなかったのですが、最近は周りの方より金子さんの人柄のように優しい音がするとほめていただきありがたく思っております。（2022/12/12）