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2023.02.28日本経済新聞に掲載されました。ATENOTE VIOLIN

記事内容

石川県の能登ヒバ(別名アテ)を使ったバイオリンが金沢交響楽団のコンサートでお披露目された。木材卸のフルタニランバー(金沢市)が取り組む能登ヒバの楽器制作プロジェクトの一環で、山猫バイオリン工房(群馬県藤岡市)が手がけた。

能登ヒバのバイオリンを手にする金沢交響楽団の西野卓実団長
金沢交響楽団の西野卓実団長は2022年夏ごろからこのバイオリンを試奏。満足できる音になったことから23年2月の定期演奏会でデビューさせた。西野さんは「音の立ち上がりが良く、音抜けもいい」と評価する。山猫バイオリン工房は受注生産で対応し、価格は税別75万円からを予定する。

能登ヒバの楽器プロジェクトではこれまでエレキギターやウクレレなどが誕生している。木を使う楽器は輸入材が多いが、資源不足で国産材にも注目が集まりつつあるという。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC261QS0W3A220C2000000/